
ちょっとした工夫でお散歩が楽しくなるよー。やってみてー。
今は「歩育」という言葉があるくらい、歩くことが注目されています。

ゲームばっかりやってないで少しは外で体を動かしてほしい!
なーんて思っているお母さん、お父さんも多いのでは…?
子どもがお散歩にちょっぴりでも行く気になる方法…
それは、子どもにミッションを与えること!
そんなミッションのある、楽しいお散歩アイデアをご紹介します♡
- ネイチャービンゴ
- 記憶力ゲーム
我が家では年少と小学3年生の子が楽しんでいます。近所のお友達6年生の子も一緒に楽しんでくれるので、幅人い年齢の子に対応できる方法です。

たった2選かよ!と思わず読んでいただけると嬉しいです(小声)
Contents
小学生でも楽しめるお散歩 ① 【ネイチャービンゴ】

ネイチャービンゴはもはや有名なので、ご存じの方も多いかもしれませんね。我が家でのネイチャービンゴの方法をお伝えします。
お散歩中に見つけられるもので『おさんぽビンゴ』を作ることもSNSで人気になりました♪我が家は自由にどちらの要素も取り入れてます😊
ネイチャービンゴとは
ネイチャービンゴとは、自然に関するワードを探すビンゴゲームです。フィールドビンゴと呼ばれていることも。
アメリカのジョセフ・コーネル氏が『Sharing Nature with Children』という著書で提唱。
子どもが自然と触れ合うときに何かを「教える」、「体験させる」ということを意識しなくても「これはきれいだね」とか「不思議だね」と一緒にシェア(共有)するだけで子どもたちは自然を楽しみ、自然を感じることができると説いた。そのような考えのもとに生まれた自然体験プログラムの1つがネイチャービンゴです。
自然の中からビンゴカードにかかれたものを探して、見つけていきます。
【準備】ビンゴカードの作り方
準備するもの
- 紙
- 色鉛筆など
- 厚紙(段ボールなどでもOK)
- 紐
作り方
- 紙に自然の中や街中で見つけられるものを描く
- 描いたものをくじ引きのようにして9枚選ぶ
- 厚紙などの台紙に貼る
- 紐を付けて完成


紐の長さはお好みで。

ここで、見つけるものを描くわけですが、ただ目で見つけられるものを描くだけではなく、五感を使って見つけられるものを描くように意識しましょう。
視覚
黄色い葉っぱ、赤信号、制服を着た人、ひまわり など。
聴覚
鳥の鳴き声、風の音、波の音 など。
嗅覚
花の匂い、なんか変な匂い、くさい匂い など。
触覚
トゲトゲの植物、ツルツルした石、ふわふわしたもの など。
味覚
甘いもの、すっぱそうなもの、美味しそうなもの など。
※味覚は、実際に食べられるものがなくても、見た目で「美味しそうなもの」などで大丈夫です。
ビンゴカードを作る時のヒント
✤お散歩するコースや、お子さんの年齢に合わせて難易度を調節しましょう。3×3ではなく、5×5のようにマスを増やしても良いですね。
✤私のおすすめは『自分だけの宝もの』です。
これを入れておくと、ツルツルした石や、きれいな花、なんだかよくわからないけど長い木の枝などを必死に探してくれますよ(^^)
✤男の子には特に「動物のうんち」や「変な匂い」を面白がってくれます(笑)
✤ビンゴカードはお子さんと作るのも面白いですよ♪
【遊び方】ビンゴカードを持ってお散歩に行こう
ビンゴカードが完成したらいよいよお散歩へ♪
ポイントはもちろん、大人も一緒に探すこと!子ども用だけではなく、自分の分も作ると良いでしょう。
子どもが何か見つけたら、一緒に観察して「すごいね」「なんだこれ」「こんな風になってるんだ」とどんな言葉でも良いので、シェアしましょう。
実際に見つけたものを持って帰ってきても良いですし、ビンゴカードにチェックしていっても良いです。
名前はビンゴ…となっていますが、たいていの子は全部見つけてきます(笑)
いつものお散歩コースでも良いですが、このビンゴカードの良いところは自然があればどこでも遊べるところです。キャンプや登山に行くときでも良いですし、動物園に行くときなんかも持っていくと楽しめますよ。
このネイチャービンゴの良いところは、自由度の高さ!難易度も簡単に変更できるし、ルールも自由。
ビンゴがそろったらおやつなどの景品付きにも。是非自分だけのネイチャービンゴを作ってみてくださいね☆
こんな商品化されたものも!
簡単に作ってしまうのがお手軽ですが、このような商品化もされたものもありますよ。
★HABA社の「旅先ビンゴ」という缶に入ったボードゲーム(車内にあれば車のお出かけが楽しくなっちゃうかも!?)
★おさんぽBINGO(本物のビンゴカードのように穴をあけていくカードです)
★おさんぽBINGOの本もあります!
小学生でも楽しめるお散歩 ② 【メモリーゲーム】

こちらのメモリーゲームはオリジナルです(既出であればすみません)
私が子どもと実際にやってみて食いつきが良かったのでご紹介します。
メモリーゲームの遊び方
こちらは準備するものはスマホのみです。
遊び方を確認したらすぐにお散歩へGo ☆

お手軽ぅぅ!
1、お出かけの前に
子どもに「お散歩中にみたお花の色と形をしっかり覚えておいてね。お家に帰って来たらクイズをするよ!」と声をかけておきましょう。これがミッションです。
※お花ではなくても大丈夫ですが、お花などの植物がわかりやすいです。
2、お散歩中に
お散歩しながらお花を見つけたら、大人はそのお花の写真を撮ります。写真はカラーとモノクロの2種類撮影しましょう!


📷お散歩しながらお花の写真をいくつか撮ります(5種類位撮れると良いです)
お子さんがまだ小さい場合は、写真を撮りながら「きれいな黄色だね」「いっぱい咲いてるね」などと話すと、お花の印象が強く残るので、後からのクイズの難易度が下がりますよ。
3、お家に帰ってきたら
お家に帰って手を洗ったら、クイズの始まりです。



モノクロで撮影した花の写真を見て、「このお花は何色だったっでしょう??」というクイズをして楽しみます。
子どもの解答がでたら、カラーの写真を見て答え合わせをします。
花の色は同じ種類の花でもいろんな色がありますよね。子どもたちは「黄色!」「ピンク!」等と答えてくれると思いますが、その後に「ハッキリとした黄色だったね」とか「白っぽい色のピンクだったね」と少し具体的な色の声掛けをすると、子どもの色彩感覚が育つみたいです。
写真を撮影した人の記憶があれば、「このお花はどこに咲いていたでしょう」など問題を広げても構いません。
自由に、楽しくクイズ大会しましょう♪
散歩しながらゲームするメリット
ただのお散歩だけもたくさんのメリットがありますが、紹介したようなゲーム(遊び)を交えながらの散歩はさらにメリットが増えますよ~!
- コミュニケーションが増える
- 五感がフル活用される
メリットはありすぎて書ききれませんが、特に私が大きいと感じているのはこの2点。
コミュニケーションが増える
正直、遊びがなくてもコミュニケーションは取れるんですけどね。
それでも散歩に遊びのミッションがあるだけで会話量は自然と増やすことができます。
しかも、普段の会話の中だけでは飛びださないような話ができます。普段夕飯を食べながら自然の話しなんてしないですよね?ですから、普段使わない言葉でのコミュニケーションは子どもの語彙も増やします。
ちょっと話はそれますが、日常の中で自分の子どもの悪い部分に目が行きがちになりませんか?私はなります。「またこの手の問題間違ってるな…」とか「友達の〇〇くんはもうあんなことができるのか…」とか。
もちろん子ども本人には言いませんが、何となく子どもは私の表情や態度で感じている…?と反省することも。
ですが、こういった遊びでは子どもの発見に寄り添うことになるので、子どもは否定されることがありません。そのせいか、子どもから学校での悩みがポロっとでてくることもあったりします。
外での解放感や、一緒に何かを共有しているといった状況が話しやすさを生んでいるのではないかと思っています。
散歩から帰って来る頃には私も子どももスッキリしています。ただのお散歩より満足感が違いますよ。
五感がフル活用される
2種類の遊びを紹介しましたが、どちらも五感を使う遊びになっています。
特にネイチャービンゴはお題によって感覚を研ぎ澄ませないと見つけられないものもあります。
最近、風の音に耳を傾けて、その風を全身で受けましたか?
意識しないと自然に触れることが難しい時代ですから、子どもには特に思いっきり自然を感じて欲しいなと思います。
また、この遊びはアレンジが自在です。季節に合わせた方法で遊ぶことで、日本の豊かな四季を感じることができますよ。
小学生でも楽しめるお散歩 まとめ
- 小学生でも楽しめるお散歩は「ネイチャービンゴ」と「メモリーゲーム」
- 自由に遊び方をアレンジして、その子に合ったものを
- 子どもと一緒に自然をシェアしましょう
- コミュニケーションが増える、五感がフルに活用される
お散歩はメリットばかりです。そこにちょっとしたミッションを加えることでよりメリットが活かされるのではないでしょうか。
ゲームばかりで少しは外で遊んでほしい!なんて思ったときは試してみる価値ありです。
小学生であれば安全が確保された場所でお友達どうしで遊んでも構いません。
本当に楽しいので、ぜひいつものお散歩に取り入れてみてくださいね😊
散歩とか、かったる。ゲームしてた方が楽しいもん。